一昨日 sanjigen から電話があった。 いつものように安眠できるように留守電をセットして寝ていたので、 ちゃんと電話を取ったのは偶然に近い。
sanjigen:「MZ 用拡張 I/O ユニット MZ-1U08 ってのが売りに出てるんですが、 いります?」
私:「いくら?」
sanjigen:「500円です」
私:「買い」
sanjigen:「わかりました。買っときます」
私:「よろしく」
と、いうことで MZ-700/1500 用拡張 I/O ユニットの MZ-1U08 を入手した。
てっきり秋葉原のどこかで見つけたのかと思ったら、
帰省先で見つけたらしい。なんと新品でやんの。
正しい MZ シリーズの箱
まぁ、一般的な価値はこんなものか
とりあえず箱を開けてみる。流石に MZ-80K 用の MZ-80IO よりも
コンパクトにまとまっている。ビニールを止めているセロハンテープが
劣化しているのが時代を感じさせるが、本体は綺麗なもんだ。
あ、普通の写真取るの忘れた。(^^;
状態はセロハンテープが劣化している程度
優音を挿してみて、ちゃんと挿さるのを確認したりする。
遊んでいるうちに、
添付されている紙ぺら資料に MZ-700 と MZ-1500 の切り替え
スイッチなんてものがあり、
確かに箱の裏に切り替えスイッチがあるのに気がつく。
MZ シリーズの I/O スロットは、
Z80 のバスそのまんまって感じの素直なバスなので、
何故そんなスイッチが必要なのか理解できない。当然剥く。(^^;
問題のスイッチ
とりあえず剥く
スロット、バッファ+α、安定化電源と素直な構成
バッファにしては回路数が多い
何故かスイッチング電源ではない
コネクタは MZ-80B 系と一緒
並ぶコンデンサがお茶目だが、圧着端子は基板直付けっぽい
接触不良が恐いフィルムケーブル
ほっぺたふにふに、もとい、基板パターンを追いかけてみたが、
結構複雑で私の能力不足もあって追いかけるのに時間ばっかり食う。
どうせ割り込み系かなにかだろうと軽く考えていたら、意外に面倒なので、
どうしようかと思ったら、取り扱い説明書に回路図が載っていた。(^^;
さすが MZ の系譜。正しい。
一見普通の取説
付録に回路図がばっちり載っている
回路図を読むと、 割り込み時のデータバスの方向が違うのと、 特定のアドレスの時にはデータバスバッファのゲートを開かない感じ。 さらに何かステートも持っているっぽい。 で、取説をもうちょっと真面目に読むと、 MZ-1500 モードの時にはモード2割り込みが使え、 かつ I/O 空間は 0x00 - 0xC7 に限定される。 また、IO スロットへのメモリアクセスは禁止される。
MZ-700 モードでは I/O 空間は 0x00 - 0xFD に、 メモリ空間は 0xE800 - 0xFFFF に限定される。 取説では割り込みは使えないように書いてあるが、 INT は素直に接続されているので、モード 1なら使えそうだ。
つまり、700 と 1500 それぞれの 内蔵ペリフェラルの部分をマスクしているという事か。 まぁ、これないとバスが喧嘩するか。 実際には MREQ 等の制御線は素直に全部出てくるので、 (少なくとも拡張ユニットを見る限りは) MZ-2861 みたいに RD が実は IORD で頭痛いとかいう事はないようだ。 ステートを持っている部分は MZ-700 のバンク切り替えをモニタしているっぽい。
sanjigen にスロット 1 とスロット 2の配線に違いが無いと指摘されて、 調べてみたが、確かに違わないように見える。 どうなっているのかよくわからない。 割り込みに優先順位がある筈なのだが、 IOI, IEO にさらに IEX というのが増えていて、 回路図的には slot 2 の IEX は slot 1 の IEO と IEI のオアになっている。 ボード側とすれば、IEX と IEI のオアを IEI にすれば良いのだろうか。 いまいち気持ちがわからない。
まぁ、 この辺は MZ-2500 あたりでは Z80 のデージーチェインの段数を越えてしまうために、 破綻している機構なので、 どうしようもないといえばどうしようもなかったりする。 優音でも一応 IEI と IEO は継いであるが、実はあんまり信用していない。
sanjigen にはお礼に浮いていたノート用 720M HDD をあげたりする。 感謝感謝。
とりあえず好奇心は満足したので、嫁ぎ先を見つけるべく、 MZ-MLに投げてみる。結構貴重品なので、 愛してくれる人に嫁いでくれると嬉しいな。